はじめまして。Vitanza Gym代表トレーナーの大田です。
今回は、なぜ私たちがこのジムを立ち上げたのか、その思いをお話ししたいと思います。
Vitanza Gymは、私と小谷が東京大学大学院で博士号を取得するまでに培った知識と経験、そしてその後の研究活動で得た最新の科学的知見をもとに、本物のトレーニング指導を提供する場所として開業しました。
コロナ禍以前からパーソナルジムの数は増加し、今では街中でも住宅街でも日常的に見かける存在となりました。
研究者としての立場から見ても、運動を生活に取り入れる人が増えていることは喜ばしい変化です。
私のことを少し紹介させていただきます。
学部ではアスレティックトレーナーとして現場に立ち、身体の声を聴く技術を学びました。
東京大学大学院では筋生理学の研究を経て(運動)疫学に進み、人がどのように動き、どれほど動けば健康を保てるのかを科学的に追究してきました。
さらに国の身体活動ガイドライン策定にも携わりながら、科学的根拠に基づく「動くことの価値」を社会に広める取り組みにも関わってきました。
しかし、パーソナルジムの拡大は同時に、トレーナーの質のばらつきや安全管理の不備といった課題も生み出しています。
2024年には消費者庁がパーソナルトレーニング中の事故について調査結果を公表し、実態の把握が国の課題として取り上げられました。
現状では、ジム開業に法的な資格や明確な基準はなく、極端に言えば誰でも明日からトレーナーを名乗ることができます。
知識や技術が不十分なまま行われる指導によって、怪我や健康被害のリスクを負うのはお客様です。
我々はこれまで、大学教員・研究者として多くのトレーナーや指導者に向けた講演や実技指導を行ってきました。
業界全体の成長を感じる一方で、短時間では伝えきれないもどかしさも常にありました。
全ての現場に科学的な知識を届けることは難しい。だからこそ、自らの手で科学的根拠に基づいた安全で効果的なトレーニングを提供する場をつくりたいと考えました。
その思いが、Vitanza Gym設立の原点です。
Vitanza Gymでは、研究で得た知見をもとに、一人ひとりの身体特性や目標に合わせたトレーニングを設計しています。
目的は単に身体を鍛えることではなく、科学の力で健康と生活の質を高めることにあります。
本物の知識と確かな技術をもって、お客様の人生に寄り添う。
それが、私たちが目指すVitanza Gymのあり方です。











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